定年を前に老後を心配して資産運用を考える日々
長生きしたら資金が足りなそうなので、投資の勉強をして退職金の資産運用で食いつなごうと考えるオヤジの日々をつづります。FP(ファイナンシャルプランナー)を名乗る息子が一応指導員です。
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期限延長特約付定期預金は、今始めてはいけない
 老後を守るテクニック        ~FPが現場で実際に発した一言~
                    1億円達成を急ぐ人へのコラムも
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        新装 家計を助けるやさしい投資術 第37号

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 ●今回の分野:定期預金
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 ●日系銀行の仕組み預金を使うのはかなり恥ずかしい
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 ●やりとり:

 「・・・ということで、デフレ下ではタンス預金が得策なのです」

 「確かにATM手数料を入れれば普通預金は実質マイナス金利ですねぇ」

 「定期の預貯金もほとんどやる意味がないですね、今の状況では」

 「んー、でも最近高い利回りの商品を見たことがありますよ」

 「投信とセットになっている3ヶ月限定のものではないですか?」

 「いいえ、確か○生銀行だったと思いますが・・・」

 「あー、あれですかぁ」

 「今の時期では珍しく金利が高いのですがどうなんでしょう」

 「あれは預貯金以外はイヤだという人のための商品です」

 「?」

 「お金について少しでも勉強すればくだらないとわかります」

 「はぁ」

 ●テクニック
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▼資産運用には様々なリスクがありますが、最も忌むべきは「流動性リスク」です。いざというときにすぐに現金化できる資産であることが、利回りよりはるかに重要です。

▼○生ほかいくつかの銀行が、少し前から熱心に売り込んでいる商品が”期限延長特約付定期預金”などと呼ばれる仕組み預金です。

▼基本的には5年定期預金なのですが、”銀行が”そうしたいといえば10年満期に延長できる特約がついています。また原則途中解約は不可(!)です。その代わりに金利がかなり高めに設定されています。

▼イメージを掴んでいただくために数字をあげれば、5年ものスーパー定期が年利0.26%のときにこの仕組み預金は年利1.5%(!)程度を提示していました。数字だけで見れば圧倒的です。まぁ、それがミソの商品ですからね。

▼この1.5%という数字をみてニヤリとした方は資産運用のセンス中級以上です。わかりますか?そう、これは新発10年国債利回りの近似になっているのです。

▼結論を急げば、この商品を購入するということ=途中換金できない10年国債を買う、なんです。言うまでもありませんが、フツーの10年国債は手数料はかかりますが途中売却がいつでも可能です。

▼おそらく最近この商品を購入した方が、5年後に現金化できることはありません。ご承知の通り、先日の量的金融緩和政策解除で短期的に金利は上昇します。既に新発10年国債利回りは1.7%にタッチしてしまいました。

▼あなたの資産は10年間流動性を無意味に、かつ致命的に失ったのです。

▼日本ではあまりメジャーではない仕組み預金(債券)ですが、海外では個人投資家向けにも結構販売されています。

▼が、お金を預ける期間をろくなプレミアムなしに”延長させられる”商品は少なくとも筆者は聞いたことがありません。あってもそんな馬鹿げたものを買う人がいるとは思えません。繰り返しますが、流動性を最大限担保しておくのは資産運用の常識です。

▼海外でよく利用されるのは、預ける期間を短縮させられる商品です。それも購入者にしてみれば損な仕組みですが、社債や投信などで繰上げ償還がままあるように、投資の世界では常識です。その代わりに金利が優遇されています。

▼逆に言えばこの商品、基本は10年の定期預金だが”私ごときのお金を銀行様に預かっていただくお礼に5年で繰上げ償還できる権利をつけて差し上げた”仕組み預金といっても良いでしょう。

▼どちらにしても”期間延長特約付定期預金”は常識破りの画期的な商品です。まーその前提になっているのが”アホな預金者が存在する”だと考えれば、銀行ごときになめられたもんですよ、ホントに。

▼以前に取り上げた定期年金保険もそうですが、単純に長期国債を買ったほうがはるかにトクなのに、わざわざ銀行や保険会社に手数料を献上する商品が売れてしまうのが現実です。消費者の勉強不足も勿論ですが、今でも近寄りがたいイメージになっている(債券を売るのが仕事の)証券会社も罪深いといわざるを得ません。


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  ▼「外貨建て年金保険はカス」
   http://yasuyuki.blog35.fc2.com/blog-entry-67.html


  ▼具体的なプランニングイメージはこちら
   http://www.lifemoney-clinic.net/campaigns.html

   遠方からのご依頼も承りますので、一度カタチにしてみましょう
   仕組み預金の高(?)金利に喜んでしまったような方は、是非
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テーマ:マネー・貯金 - ジャンル:ライフ

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もうすぐ定年で老後はのんびりしようかと思っていたら、甘いと脅されてます。仕事を手伝いながら勉強しています。つましく暮らせば大丈夫と思うのですが、なにしろ長生きの家系なもので少しだけ心配です。趣味はゴルフ。



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