定年を前に老後を心配して資産運用を考える日々
長生きしたら資金が足りなそうなので、投資の勉強をして退職金の資産運用で食いつなごうと考えるオヤジの日々をつづります。FP(ファイナンシャルプランナー)を名乗る息子が一応指導員です。
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長期投資
▼しばらく短期売買関連用語から離れて、長期投資についてお話してみようと思います。8月からの「バイ&ホールド(持ちっぱなし)最強相場」が一服した様子なので遅きに失した感ありですが・・・。

▼長期投資の最大の魅力は、楽チンなことだと思います。毎日株価をチェックしない(しなくて良い)のに、資産が増えるのです。

▼短期投資のメリットは資金効率です。株式で言えば信用取引や現物の回転売買で、手持ち資金を最大限活用することを狙います。うまくいけば年利で(あるいは月利)100%程度は十分達成可能です。

▼ただ時間を使います。ザラ場の4.5時間は勿論、ニュースチェックなど準備時間、さらに負けたときの不貞寝時間をいれればサラリーマンをやっているのと拘束時間は変わらないでしょう。

▼一般的には「投資で資産が増えるのはうれしいけれど、それだけやっても面白くない」と考えます。お金だけが人生じゃないですし。特に短期売買は単純作業の連続で、うまくなればなるほど”儲かる”以外に楽しみはないといってよいでしょう。

▼筆者の知人の話を持ち出せば、資産1億を達成するとモチベーションが目に見えて下がります。理由の1つは、取引が難しくなること。信用取引ならば3億超の建玉が可能ですが、投資対象を選ぶのが難しくなり資金効率が下がります。

▼それに加えて1日の資産ボラティリティが数百万円になり、負けが込むと精神的に辛くなります。日常の資金感覚で言えば年収相当の増減を繰り返すのを何とも思わない人は(いますが・・・)多くありません。

▼であれば、60歳あたりのリタイア時点で1億円の資産を準備できるなら、神経が磨り減り他の事を出来なくなるよりは、まっとうな仕事をするほうが良いとも言えますよね。お金は墓までもってけません。

▼このような話は専業トレーダーでよく交わされます。”億”達成して
短期トレードから引退した人は少なくないのです。

▼話が横道にそれました。

▼長期投資のポイントは1つしかありません。「投資対象の期待収益(率)が期間中に十分にプラス」なのかどうかです。勘違いされやすいポイントなのですが「長期投資が有利」という時、場合によっては省略されがちですが、これが大前提です。

▼裏返せば「期待収益がマイナスなら長期投資はしてはいけない」です。当たり前ですね。収益が下降線とわかっているクソ株を、なんぼ長期で保有していても儲かるわけがありません。

▼先日郵便局でも投資信託の販売が開始され、リスク商品取り扱いについてずいぶん議論が出ています。「よくわからんけど顧客には長期投資を勧めている」なんて頼りないスタンスだと漏れ聞こえます。

▼ちなみに株式について言えば「長期投資が有利」論は、専門家でも決着がついていません。

▼やや雑談めいてしまいました。次回は期待収益についてもう少し掘り下げてお話します。


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ドルコスト平均法
▼こんな用語にしたのには理由があります。1つは「ついにバブル絶頂の時スッ高値から株式投資を始めた人でも、日経225のドルコスト平均法ならばプラスになった」と耳にしたから。それと次回から長期投資にかかわる話題にしようかと考えたからです。

▼知っている人も多いかと思いますが、「ドルコスト平均法」について説明します。長期投資・積み立て投資でよく用いられる考え方で、インフレヘッジ型の代表的な投資先である金(GOLD)投資で好まれます。

▼方法は「一定額を継続して定期的に、特定商品に投資し続ける」です。具体的に言うと、「毎月10万円、A社の株をを買い続ける」方法です。社員持ち株会はだいたいこれです。

▼ポイントは「毎月同じ株数」ではなく「毎月同じ額」にすることです。これで株価の安いときに沢山買って、高いときには少なく買うことになるので高値掴みの影響を小さくできます。結果「毎月同じ株数」を買うより購入平均単価が低くなります。

▼メリットは下げ相場に強いことと、投資額があらかじめわかること。デメリットは上げ相場に強くないこと。着実に資産形成したいと考える人にはなかなか良い投資法ですが、一気に殖やす手法ではありません。

▼はじめに述べた「バブル絶頂・・・」を、検証してみました。1989年末から、毎年末に10万円づつ日経平均を買ったことにします。例えば89年末の日経225平均株価は¥38916です。2.56株買えます。これをつづけて2005年を仮に¥13500(直近の数値ですね)だとします。7.41株買えます。

▼17年ありますから投資金額は170万円。で、いくらになるかというと・・・111株購入で時価総額149.8万円(収益率マイナス12%)。あれ、足りませんね。

▼多分毎年末ではなく毎月末とか違う方法でプラスになったんじゃないかと思うのですが、面倒なので調べていません。

▼仮に毎年末に10株づつ日経平均を買っていたとすると、平均購入単価が¥17391になり、収益率はマイナス22.4%になります。これが継続投資(あるいは下げ相場)でドルコスト平均法が有利といわれる所以です。

▼ある意味以前取り上げたナンピンというか、(逆)マーチンゲールに近い効果をもたらす方法です。投資期間が長くできて、継続的にできる資金があれば面白いかもしれませんね。

▼これだけだとつまらないので、似たような投資法を1つ紹介します。

▼「バリュー平均法」といわれるもので、「ドルコスト平均法」に似ているのですが、面倒な代わりに少し上げ相場に強くなるそうです。方法は「A社の株を買い続け、一定時期に狙った資産を築くように投資する」。わかりにくいので具体的に説明します。

▼A社に毎月投資をするとして、1年後にA社株による資産の評価額を決めます。例えば「1年後に120万円という資産をA社株で保有する」。方法は、1ヶ月目に10万円分A社株を買います。1ヶ月後にA社株価が上昇していれば10万円より少ない額、下落していれば10万円より多い額分を買い増しして、平均評価額(バリュー)を10万円になるようにするのです。

▼こうすればA社株の平均評価額10万円資産が、1年後120万円出来ることになりますよね。「ドルコスト平均法」の場合は、1年で120万円を投資しますが、年末時点での資産額(評価額)はわかりません。

▼面倒なのははっきりしているのですが、どれほど有利なのか定量的なデータは現時点では持ち合わせていません。興味のある方は研究してはいかがでしょうか。


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5%ルール
▼上場企業の発行済み株式総数の5%以上を保有している株主は、保有することになった日から5日以内に内閣総理大臣らへ「大量保有報告書」を提出することになっています。これを「5%ルール」といいます。

▼目的は言うまでもなく市場の透明性確保による投資家の保護です。平成2年に導入されました。特定の人に大量に株式を買い占められたような場合、突拍子もない値動きになることがあるからです。

▼また、この制度で5%を超えて株式を保有した人は、その後1%を超える保有割合の変動があった時にも同様に報告しなければなりません。大株主は大変なのです。

▼この5%というのは(自己保有分の株式数+自己保有分の潜在株式数)/(発行済株式総数+自己保有分の潜在株式数)で、計算されたもので、”潜在”とされている通り、CBなど今後株式になる可能性のある分を含みます。

▼またADR(米国預託証書)なども含まれるため、事実上”いんちき”は出来ない制度になっています。違反者には刑事罰もありえるのでかなり厳しいといえます。あえていえば即日ではなく5日というところが”隙”でしょうか。

▼その内容は基本的に所轄財務局で縦覧できることになっていますが、今日的には「EDINET(エディネット:証券取引法に基づく有価証券報告書等の開示書類に関する電子開示システム)」でも確認できます。

http://info.edinet.go.jp/EdiHtml/main.htm

▼ここで公開されるのは情報の提出日の翌日なので、一般投資家でも定期的にチェックしていれば十分なのですが、これが結構面倒で忘れやすいのです。

▼残念なことに筆者愛用の楽天証券のマーケットスピードのニュース機能では、この開示情報が提供されていません。通称QUICK系といわれる一部のトレードアプリケーションでは朝一番に、これが流れてきます。便利です。

▼勿論確認するのは突然大株主が登場していないか、大株主が変わっていないか、です。例えば経営の先行きが不安視されている銘柄に、外資系の投資ファンドなどがお目見えすると、思惑で株価が急騰したりします。

▼蛇足ですが、投資金額が億を超える方が新興市場の小型株を買う場合も注意です。思わず5%以上買ってしまうことはありえます。

▼知人で思わず買い占めてしまっていることに気づいて、狼狽した挙句大損ぶっこいた経験をした人がいます。本気で株主になるならともかく、短期のつもりだと少々恥ずかしいようです。

▼「5%ルール」には、これと異なる「独占禁止法上の5%ルール」もあります。こちらは「銀行業を営む会社は国内の会社の議決権総数の5%超を・・・所有することは原則として禁止」という内容です。念のため。


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トレーリングストップ
▼前回逆指値について取り上げました。トレーリングストップはその応用手法です。

▼思惑が外れて損切りするための逆指値注文を、ストップロス・オーダーといったりします。そのストップです。

▼例えば、現在値が100円で1ヶ月で120円までは株価が上昇しそうな銘柄を買いました。期待できる上昇幅やこれまでの値動きから判断して、損切りの逆指値を95円に設定したとします。

▼幸いなことに翌日115円まで上昇しました。たった1日で。あなたはどうしますか?これまでと違う値動きになったので、大幅上昇の期待が膨らむと同時に、急騰の後は急落がつきもので不安にもなります。

▼こうしたときに95円に設定していた逆指値を110円に設定し直す手法をトレーリングストップといいます。株価を追いかけて逆指値を変更するのです。

▼さらにこの株価が125円になったら、さらに逆指値を120円にあげます。上がっている株価の少し下に細かくストップロスをかけていくことで、利益を確定させて利食いを遅くするのがポイントです。

▼極端に言えば、利益確定のための”通常”指値注文はいりません。逆指値注文をきちんと設定していれば、上昇のトレンドが一服したところでストップロス・オーダーにタッチして利益確定がなされます。

▼このメルマガでも繰り返し言いました通り、株式投資で資産を殖やそうと考えたなら大負けを食らわない事とともに、アタリ銘柄の利益を極力伸ばすのが重要です。

▼そういったことからトレーリングストップ設定の手法は非常に有効です。

▼以前に取り上げました「逆マーチンゲール」買い増し戦法との親和性も高く、良く使われているようです。

▼まぁ、実際にはいくらに逆指値を設定し直すかが非常に難しいんですけどね。前述の例はマイナス5円にしていますが、根拠はありません。ケースバイケースです。

▼それと最も忌むべきことは、一度設定したストップロスオーダーをキャンセルすることです・・・、最も難しいこととされていますが。


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逆指値(ぎゃくさしね)
▼ご存知の方も多いでしょう。レバレッジを効かせる為替や商品の取引では常識的なしくみです。株式取引でもいくつかのネット証券会社が提供しているサービスです。

▼どこの証券会社も提供している「指値」取引は、”○○円まで株価が上昇したら売り、○○円まで下落したら買い”です。「逆指値」は文字通り逆で”○○円まで株価が上昇したら買い、○○円まで下落したら売り”というものです。

▼以前紹介しましたブレイクアウトの性質を利用した仕組みともいえるでしょう。つまりそれまでに形成したレンジからはずれた場合、ボラティリティが急上昇しやすい、それに対するヘッジになります。

▼例えば狙った銘柄が100円~150円の間を1年かけて往来しているとします。それが102円になったので買いました。これまで通りの値動きをすると仮定すると、48円の値幅を取れる可能性があります。

▼しかしこれまで通りに動く保障はありません。何かの要因で100円を株価が下回ると、急速に下落基調になりやすいのは前述しました。

▼そこで99円や98円に逆指値を設定しておくのです。従来レンジを外れたら当初の見込みが誤りであったのを認め、潔く自動的にポジションを閉じます。

▼これはかなり便利です。著しく流動性の低い銘柄を扱っていない限り、株価をチェックしなくてもリスクは限定できます。後はほったらかして株価が150円に近づくのを待つ。楽ちん。

▼さらにいえば150円が見えたところで、151円とか152円に逆指値を使って買い増しの注文を入れておくのも面白いですね。アタリ銘柄だと面白いように利益が伸びます。

▼注意点をひとつ。デイトレードでは逆指値は読まれます。

▼特に板が薄く逆指値を使う個人参加者の多い新興市場株では、わざと逆指値が集中していそうな価格にタッチさせるような取引を狙う人がたくさんいます。

▼近年日中に急騰急落することが多くなったのは、逆指値がメジャー化したせいだと指摘する人もいます。逆指値を確実に執行するためには、トリガー価格にタッチ→即成行決済で発注します。

▼すると雪崩を打って一方向に注文が執行されます、機械的に。その嵐が収まった後に、行き過ぎた分が修正されます。結局”イッテコイ”になることが多いものです。

▼難しいですね。非常に良い機能ですが万能ではありません。ただ、市場で生き残っていく前提にマネジメント能力を置くとすれば、是非活用したいものです。

▼あるいは小型株よりも大型のゆっくりした値動きの銘柄を取引するのに向いているのかもしれません。

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プロフィール

ヤス

Author:ヤス
もうすぐ定年で老後はのんびりしようかと思っていたら、甘いと脅されてます。仕事を手伝いながら勉強しています。つましく暮らせば大丈夫と思うのですが、なにしろ長生きの家系なもので少しだけ心配です。趣味はゴルフ。



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