定年を前に老後を心配して資産運用を考える日々
長生きしたら資金が足りなそうなので、投資の勉強をして退職金の資産運用で食いつなごうと考えるオヤジの日々をつづります。FP(ファイナンシャルプランナー)を名乗る息子が一応指導員です。
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逆マーチンゲール
▼逆マーチンゲール(買いナンピンなどともいいます)をご紹介する前に、マーチンゲール投資法を少し具体的に説明します。前回「わかりにくい」とのご指摘ありましたので。

▼この手法は「ルーレットの赤黒」「丁半ばくち」など勝率が1/2以上で、勝った時の配当が2倍以上のギャンブルでつかえます。

▼「丁半ばくち」でたとえます。最初1両を賭けて勝ったとします。賭けた1両と儲けの1両が手元に入り、1両の儲けですね。

▼1両賭けて負けたらば、次は2両を賭けます。また負けたら4両です。根性で”丁”に賭けつづけて・・・

回数   賭金   勝 敗   累計損益
1     1両   ×   -  1両
2     2    ×   -  3両
3     4    ×   -  7両
4     8    ×   - 15両     
5    16    ×   - 31両
6    32    ×   - 63両  
7    64    ×   -127両
8   128    ×   -255両
9   256    ○   +  1両

▼連続して”丁”に賭け続けていれば、いつかは当たるでしょう。ただ雪だるま式に増える必要資金に耐えられるのかが問題です。

▼またこの方式の場合、原則として一度勝ったら賭けを最初の額に戻してリスタートするのがミソです。するとこれだけやっても儲けは1サイクル(?)で1両にしかなりません。リスクや資金効率を考えれば全く割に合わないと考えるのが常識です。ここにナンピンの難しさがあります。

▼さて、逆マーチンゲールです。値動きの荒い銘柄を狙うデイトレーダーでの利用が多い手法で、順張りでかなり有効。勿論中長期投資でも有効です。

▼例えばある銘柄を10万円で4枚買ったとします。目論見通り株価が上昇し、さらに上値を狙いそうだと思ったらば11万円で最初の枚数の半分、2枚を買い増しします。

▼さらに目論見通り株価が上昇すれば利益を伸ばすことが出来てウハウハ。逆に外れて株価が下落を始めたならば、10.5万円で利食いします。その場合利益は5千円X4枚-5千円X2枚=1万円です。

▼いうまでもなくミソは買い増しの枚数を半分にすることです。同数買うのはクールではありません。冒頭述べた賭け金を2倍にするマーチンゲルの反対で、1/2にすることから「逆マーチンゲール」などと呼びます。

▼この手法の優れたところは、中間の価格まで下落してもきちんと利益が出ることです。買い増しのタイミングで天井を掴むケースはよくあり、また高値からの”半値押し(株価が天井を打って下降に転じた時、上げ幅の半値まで下落した後再上昇を始めること)”もまた頻繁に出現します。

▼同数買い増しすると半値押しレベルまで耐え切れません(耐えてはいけま)せん。同様に良く出現する”0.618押し(フィボナッチ相当)”ですら苦しいでしょう。上昇余地を取り逃す可能性があります。

▼「伸ばせる利益は極力伸ばし、損は限定的にする」という取引の真髄からみても、非常に合理的な方法ではないでしょうか。また、最初の投資額により総投資額は計算できますから、マネジメントも容易です。

▼まぁそれでも資金的にある程度余裕がないといけないですし、初期投資で1単位しか購入できなければやりようがありません。イヤないい方ですが、「投資は金持ち有利」論を補強する手法ともいえますね。

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ナンピン
▼あるいは読者の方全員が知ってらっしゃる用語かもしれません。相場格言にこれを戒めるものが多いことでも知られています。

「やられナンピン、スカンピン」

▼一応説明します。ある銘柄で買いポジションを取った後、期待に反してその株価が下がってしまった時に買い増しすることを指します。同株数買い増しすると損益分岐株価が、初めに買った株価と買い増し株価の中間になるので、最初の株価に戻るだけで利益がでるというわけです。

▼最初に買った株価が「意味アリ」で戻る可能性が高いとすれば、非常に有効な戦法です。ただ戻らずさらに下がった場合、損益分岐点は低くなってもポジションは大きくなっているので損失の絶対額が膨らみます。

▼やや経験的にいえば、ナンピンの成功確率は高いようです。ただ、少ない失敗が構造的に大失敗になります。それまでの細かな成功による利益を吹き飛ばすほどの損失がでやすい。「ナンピンはやってはいけない」といわれるのは、このためと考えられます。

▼勧めるわけではありませんが、実戦で使う人が多い応用編を紹介します。

▼マーチンゲール投資法をご存知でしょうか。別名「ルーレット方式」といわれ、確率が1/2で配当が2倍以上のギャンブル必勝法です。

▼方法は単純です。負けたら次の賭け金を倍額にするのです。たとえば初めに1万円賭けて負ければ、次は2万円さらに4万円にします。一度勝てばそれまでの負け分を取り返して、最初の賭け金分の利益が出ます。

▼投資資金が無限大なら文字通りの必勝法です。カジノに掛け金の最高限度額があるのは無尽蔵の金持ちに等しい連中にこの作戦を取られると、胴元が破産してしまうからだといわれています。

▼株式でいえば最初にとったポジションから株価が下がってしまった場合、そのポジションの倍の株数でナンピンすることです。するとその中間の株価に戻ったときに全部売却すれば、利益を出すことができます。

▼ただ実際には中間まで戻らないことが多いものです。フィボナッチ的(以前とりあげました)には下げ幅の0.382まで戻れば御の字ですな。

▼急な値動きのため損切りが出来なかった時に、下げ止まりを確認してこの作戦を決行。損益トントンかそれに近いところで撤退するのがクールな利用法です。あくまで敗戦処理だと考えるべきです。

▼改めていうまでもないのですが、ナンピンを強いられる前に損切りする。これが相場で生き残るための大前提です。まぁ、わかっていても思わずやってしまうのがナンピンなのですが・・・。


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ブレイクアウト
▼しばらくかなり実戦的な用語を紹介します。

▼イニシャルレンジ・ブレイクアウトとか、レジスタンスライン・ブレイクアウトなど、過去の株価における節目を抜け出すことをいいます。短中期売買手法の最も基礎的な売買手法です。

▼株価は波動を描きながら、一定のレンジ(値幅)に収まることが多いものです。たとえば前日高値と前日安値の間という”レンジ”、年初来高値という”レジスタンス(抵抗)ライン”は意識されています。

▼そこを突破しようとすると、以前そのレンジの端っこで高値(安値)を掴んでしまった人の売り(買い)注文がたくさん待っているので、元のレンジに戻ってしまう事が多いのです。

▼前にも触れたかもしれませんが、板を見たとき呼値末尾が0や5といった指値注文をしやすい株価以外で、中途半端なところに沢山の注文が集まるポイントがあります。だいたいレジスタンスラインの1つ上のところです。

▼株価はレンジのなかをウロウロする、という前提で利食いを待つ注文ですね。プロの証券ディーラーでも、レンジの下限で買って上限で売ることを基本戦術にしています。

▼だからこそひとたびその株価を突破すると、レンジの反対方向に強い力が働きます。レジスタンスラインを上抜くブレイクアウト、サポートラインを下抜くブレイクダウンなど、ライン際で攻防する売り買いどちらかの力が尽きて均衡が破れた時に、一気に流れが変わります。

▼流れが変わるとボラティリティー(変動率)があがりますから、期待収益率も高まります。値幅をとってなんぼのデイトレーダーには、非常に”オイシイ”瞬間です。強気で順張りします。

▼やや大げさですが、短期売買を狙う人は強いブレイクアウトを起こしそうな銘柄を常に探しています。それが仕事のようなものです。

▼またブレイクアウトした銘柄に、デイトレーダー以外の投資家が注目するのはその日の夜。翌日の寄り付きで慌てて買い注文をいれてくることが予想できます。ポジションを持ち越せば期待できる値幅はさらに広がります。

▼直近の日経225指数が良い例ですね。ここ2年以上も@12100円付近にある抵抗ラインで上値を阻まれていました。8月上旬にそれを更新した後、順調に伸びているのはご承知の通りです。

▼ここから日本株をどんどん買えるかといえば?ですが、抵抗ライン突破直後に買えた人は、すでにかなりの利益が乗っていることでしょう。

▼さかさまにすれば、年初来高値を更新している銘柄を売ったり、年初来安値をつけた銘柄を買うのは避けるべきといえます。国際優良銘柄の安値更新をチャンスとみてしまう初心者の方は要注意です。見切り売りが出るので、ファンダメンタルと無関係にもう一段下がる可能性が高いのです。

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日経225先物
▼前回はその日の相場の強さを測る上で、外国人投資家の動向が参考になると紹介しました。ちょっと順序が逆になりましたが、もっとベーシックな指標を押えておきます。

▼指数、個別銘柄の株価にかかわらず、一般に相場の強さを感じるために、寄付(その日の初値)や現値が、前日の終値よりもプラスかマイナスなのかは一目でわかる物差しとして重要です。

▼それと同時にザラ場では、短期投資家はかならず大阪証券取引所の日経225先物の動向を見ています。先物の売買に引きづられる形で、指数(現物株価)が動くことが少なくないからです。

▼さてこの日経225先物、実は米国市場(シカゴ)とシンガポールでも取引されています。特に米国市場(CME:シカゴマーカンタイル取引所)の引値は、寄付の強さor弱さを測る上で注目されています。

▼日本の株式市場は(いや、欧州もそうなのですが)、前日の米国の結果に強く影響されます。よって、同時に取引されている米国市場の日経225先物価格は、その内容を織り込んだレベルだと考えられます。

▼米国市場が閉じてから日本の市場が開くまで、ワーキングアワーは太平洋上にありますから、突発的な事故でも起こらない限り日本以外で新たな材料はあまりありません。

▼日本の一部の統計データ発表が午前8:50にあったりしますが、毎日ではありません。

▼だとすると大証日経225先物の寄付値段=シカゴ日経225先物終値となるのが最も妥当だといえますし、同値でなくてもなにか理由がなければ速やかに鞘寄せすべきだと考えられます。そこからどう動くかがその日の相場ともいえます。

▼中長期投資スタンスの方にとってこのような細かな値動きは、ノイズに過ぎません。あまり気にしすぎることはないでしょう。相場の面白さと投資の醍醐味は、似ているようで違います。

▼数字のチェックは朝一番の経済ニュースや証券会社のネットニュース、あるいはCMEのサイトなどで可能です。

http://www.cme.com/trading/dta/del/globex.html


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プロフィール

ヤス

Author:ヤス
もうすぐ定年で老後はのんびりしようかと思っていたら、甘いと脅されてます。仕事を手伝いながら勉強しています。つましく暮らせば大丈夫と思うのですが、なにしろ長生きの家系なもので少しだけ心配です。趣味はゴルフ。



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