定年を前に老後を心配して資産運用を考える日々
長生きしたら資金が足りなそうなので、投資の勉強をして退職金の資産運用で食いつなごうと考えるオヤジの日々をつづります。FP(ファイナンシャルプランナー)を名乗る息子が一応指導員です。
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外国証券経由投資動向
▼ネット証券に口座を持っていると、配信ニュースに毎日これがあります。大体8時半頃に「市場筋によると・・・」という、やや怪しげな表現で伝えられるのですが、近頃また重要視されています。

▼通常、「買い500万株売り250万株で、250万株の買い越しとみられています」と、配信されます。差はもちろんですが、マインドを測るためその売買規模を気にする向きもあります。

▼聞くところによると証券取引所会員のうち12社の外資系証券会社が、寄り付き前時点で持っている顧客の注文数を合計したものだそうです。


▼外国人投資家は自国の株式市場が閉じた後、日本市場向けの発注を証券会社に託して仕事を終えるそうで、それゆえ寄り付き前の投資動向が意味アリだといわれます。前場でしゃにむに買われる場合は、「外国人が買っている」とみなされます。

▼いうまでもなく現在の日本株市場のメーンプレーヤーは外国人投資家で、その動向には参加者全員が注目しています。8月上旬の指数急騰もこの外国人投資家の大幅買い越しがきっかけだとされています。

▼ただこの指標、「市況筋云々」以外にもいくつか?な点があります。まず、金額ベースではなく株数ベースであること。鉄鋼株などの低位大型株に買いが集中し値嵩株に売りがあると、株数ベースで買い越しでも、指数にはネガティブに働くでしょう。

▼また「黒い目の外国人投資家」の存在もよく取り上げられます。要は、国内投資家があえて外資系証券会社を使って売買を行うことです。ある機関投資家は「日本株を買うときは外資系証券、売るときは国内証券・・・などとわざと使い分けている」といったそうです。

▼口さがない市場関係者が「世界で一番運用下手な国内機関投資家の売りには買い向かえ」などというため、あるいは裏をかく取引が常態化しているかもしれません。

▼結局ヒアリングベースであることもあって、定量感には乏しい指標なのですが注目度が高いことだけは事実です。大幅な買い越しor売り越しになっていないかぐらいは必ずチェックしたいものです。

▼参考まで直近の動向は下記リンクなどで確認できます。

http://www.traders.co.jp/stocks_data/data/foreign_funding/foreign_funding.asp

※リンク先と当方とはなんら関係がありません。


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お化粧買い
▼ドレッシング買い、ともいいます。決算期末に保有株式や株式を組み込んだ投資信託の評価額をあげるために、株式の買い注文が入ることをいいます。普通の月末にもみられることがあります。

▼会社やファンドの保有資産評価は、決算月末(月末)の時価で行われるのが一般的です。気にする必要があるなら決算内容が少しでも良くなるように、最後の最後で買いあがって株価に”ゲタを履かせる”狙いです。

▼これには証券取引ならではの仕組みが少し影響しています。ご存知だと思いますが、株式は売買(約定:やくじょう、です。為念)が成立して3営業日後に受渡が行われます。月末の資産には影響ありません。

▼だから無茶な取引をしても、その埋め合わせは翌日にゆっくりやればよいのです。例えば(本当にやっているかは別にして)ファンドの運用方針に反して、特定銘柄の保有比率を上げてもリバランスはその後でOK。

▼対象(ターゲット)となるのは主に日経225銘柄です。月末日の指数日中足チャートを観察すると、しばしば最後の一本が大陽線になっているのを見つけることが出来ます。新興市場株でもファンド組み入れ比率の高い銘柄でたまにあります。

▼多くは大引けでのバスケット取引でなされます。東証でいえば14:59までは普通なのに、15:00の大引け株価だけがピョコンとあがります。「引け成行注文」なので、証券ディーラーなどは発注状況がみらますが、個人投資家が入手可能な一般情報ではその有無を判別できません。

▼実際自分が保有する銘柄にお化粧買いがはいるか予想できない中で、これを知っているからトクするとは限りません。ただ、月末の大引けで成行買い注文を入れると、思わぬ高値で約定することがあると覚えておいて下さい。

▼逆にゲタを履いた株価で高く売り抜け(もしくは空売りし)たいのなら、決算末の大引け成行売は面白いかもしれません。もちろんド安値で約定しないように、引け間際に板情報をチェックする必要があるのはいうまでもありません。

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グリーンシート制度
▼今回もIPO関連といってよいでしょうか。

▼IPO銘柄を公募で買うことができた場合、かなり高い確率で利益が出せることはご承知の通りです。未公開の状態の株式は基本的にインカムゲイン(配当金)しか生みませんが、公開されるとその将来性が顕在化するような形で大きなインカムゲイン(株価の値上がり)を生むことがあるのです。

▼一番良いのは自分で起業して自社株を持ち上場、或いは自社株を売ることですがそう簡単ではありません。

▼であれば、未公開の株式を買うことが出来れば、つまりIPOされる前に株主になっていればさらに大きな利益が期待できることになりますよね。しかし未公開の有望株(企業)を探すのは、素人にはきわめて困難です。

▼また企業情報の確からしさやその開示が不十分なため、証券会社が投資家に対して未公開株を勧誘することを、日本証券業協会が原則禁止しています。ですから、IPOでのメリット(とリスク)の大半は、投資のプロである証券会社やベンチャーキャピタルが握りこんでいます。

▼その例外がグリーンシート制度によって、公開企業並みの企業内容の開示(ディスクロージャー)が行われ、かつ売買気配値段を継続的に提示する証券会社が投資勧誘している約80社の未公開株です。通称「グリーンシート銘柄」といいます。

▼取り扱っている銘柄は証券会社によって異なっており、それ以外の証券会社では売買ができません。また、取り扱い証券会社は現在17社で、有名どころでは新光証券や松井証券、東洋証券があります。

▼グリーンシート銘柄への投資は、言うまでもなくハイリスク・ハイリターンです。その銘柄名をみていただけるとわかりますが、まったく知らない会社がほとんどです。

▼また、その売買気配値のスプレッド(売値と買値の差)が非常に大きく、短期での益出しはほぼ不可能です。新規公開(もしかしたらなくなる)まで持ち続けることが出来ないならば、決して手を出してはいけません。

▼まぁ、今回のテーマは別に知らなくても危なくはないのですが、投資の醍醐味が自分で成長企業を見つけることにあるとするならば、非常に面白い制度ではないかと思います。

▼また、未公開株を組み入れた投資信託もいくつかあります。E*トレード証券が販売している「SBI未公開株組入ファンド」は、プレゼント目当てのデイトレーダーが結構買っている様子でした。お勧めしているわけではありませんので、念のため。

▼日本証券業協会の該当サイトは下記です。ご参考まで。

  http://www.jsda.or.jp/html/greensheet/index.html


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即日預託(即金)規制
▼引き続きIPO関連です。

▼株の売買はご存知のとおり、通常売買日の3営業日後に受け渡しが行われます。ですから今なにがしかの株式を買ったとして、その代金を証券会社の口座に準備するのは形式上明日でもかまわないことになります。

▼ただネット証券のほとんどは「完全前受制度」といって、発注する段階で十分な資金が口座にないと受け付けない仕組みをとっています。最近株式投資を始めた方は、これしかないと思っている方もいらっしゃるでしょう。

▼即日預託規制(通称:即金規制)は証券取引所の判断で必要とあらば、通常の受渡日以前、この場合は約定当日に代金を準備しなければならないという取引規制のことを指します。

▼具体的にいうと、完全前受制度をとるネット証券会社の場合では、発注する際3営業日後の「出金余力」が、売買代金以上ないと該当株式の購入ができないことになります。

▼さて、これがなぜIPOと関係があるか。

▼最近の新規IPOでは上場日当日に値段がつかない場合、翌日以降初値がつくまで即金規制がかかるようになりました。つまり人気の高いIPO銘柄を初値買いしようとすると、あらかじめ対応可能な資金を準備する必要があるのです。

▼すると、回転売買を得意とするデイトレーダーは初値買いに参入できません。当日分の出金余力などなくなるぐらいに、盛んに取引をするからです。上昇しようが暴落しようが、見ているしかありません。

▼新興市場のメインプレーヤーは個人のデイトレーダーですから、彼らがいないと需給に偏りが出やすくなります。買い手が少なくなるからです。株価は初値をつけた後、下落しやすくなります。

▼しかし初値をつけて翌日以降に即金規制が解除されると、欲しいと思っていた連中がワサワサ集まってきますので、今度は逆に株価は上がりやすくなります。

▼これを見越したお金持ちが、即金規制中に初値をつけてからダラダラ株価が下落しているIPO銘柄を買いあさっていました。翌日「欲しい欲しい病」にかかった買い手がガンガン買ってくることを予想してのことです。

▼勿論該当銘柄が割安である(と思われている)のが前提ですが、需給のアンバランスを狙った優れた作戦といえますね。

▼近頃はこのような値動きが知られるようになったことと、それ以前に新規IPOに勢いがなくなりつつあることから簡単にはいきません。株価形成にはファンダメンタル同等、或いはそれ以上に需給が影響することを知る、ひとつのネタと思っていただいても良いでしょう。

▼ちなみに端的に上で述べたような金持ち投資家のハンティングターゲットになったのが、ぐるなび(大ヘ2440)でした。

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プロフィール

ヤス

Author:ヤス
もうすぐ定年で老後はのんびりしようかと思っていたら、甘いと脅されてます。仕事を手伝いながら勉強しています。つましく暮らせば大丈夫と思うのですが、なにしろ長生きの家系なもので少しだけ心配です。趣味はゴルフ。



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