定年を前に老後を心配して資産運用を考える日々
長生きしたら資金が足りなそうなので、投資の勉強をして退職金の資産運用で食いつなごうと考えるオヤジの日々をつづります。FP(ファイナンシャルプランナー)を名乗る息子が一応指導員です。
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ロックアップ
▼引き続きIPO関連です。株式の新規公開に際して作成される目論見書に、「ロックアップ期間」が記されていることがあります。これは公開前から当該株式を保有している会社役員やベンチャーキャピタル、幹事証券会社らが、一定期間持ち株を売却しない約束をしていることを示しています。

▼多くの場合半年になっています。この期間は株を売れる人が少ないため、株価が上がりやすくなります。売り手はIPO公募で当選した人と、公開後買った人しかいません。

▼逆にロックアップ期間を過ぎると、売りたい人がワサワサ湧いてきて株価は下がりやすくなります。こやたらと株価が下落すると思ったら、創業者で大株主の社長が大量に利食いしていて、それが5%ルールで開示されたりすると不快なものです。

▼まぁ、これはまだよい方です。ロックアップ期間中に十分利益を乗せて売却するチャンスがあります。やっかいなのは最初からロックアップを採用していない銘柄です。

▼IPO銘柄の選択において最重要視しなければならないのは、もちろん公開価格が割安かどうかですが、ロックアップのない銘柄はできれば避けたいといえます。株価はファンダメンタルより需給の影響が多くなりがちです。

▼今年公開の銘柄で、ロックアップなしで悲惨な結果になったのがエフェクター細胞研究所(名セ4567)です。大幅な公募価格割れで初値をつけたあと、一度たりとも公募価格に達していません。勿論最初から危ないと言われていたため、筆者の周りで公募に申し込んだ人はいませんでした。

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IPO(Initial Public Offering)
▼IPOとは、企業が証券取引所に新規に株式を上場し、投資家にその株式を買ってもらうことです。上場すると知名度や社会的信用度があがり、資金の調達が容易になるメリットがあるといわれます。

▼IPO銘柄が注目される理由には、大きく2つあります。1つは公募に応じて運良く購入できた場合、それが上場して最初につけた値段で売っても、最近だとほとんど儲かっているからです。銘柄によっては、数倍の値段で売れることがあります。丸儲けですな。

▼その理由は、公募して応札がなくて売れ残ると困るので、どちらかというと安めの公募価格(発行価格)が設定されやすいからです。

▼もうひとつ。初値>発行価格ならば、その株式を持っている全員が含み益を持っている、つまり誰も損をしていない状態にあるからです。

▼上場して時間のたつ銘柄の場合、上場来高値にない限り必ず誰かがスッ高値をつかんで含み損になっていますから、値動きは一方通行になりません。「ここまでくれば売ってやろう」と身構えているアホルダーが必ずいます。

▼いうまでもなく株式は売り手と買い手が同数いて取引が成り立ちます。だから「含み益があるからまだ売らなくていいや」とか「この株はまだあがる」と根拠なくともホルダーが考えていれば、売り手がいないのでドンドン価格が上がります。

▼このためIPO直後は値段が乱高下しやすく(ボラが高く)しかも値動きが一方的になりやすいので、デイトレーダーや証券ディーラーなどが好んで売買します。注目度は高くならざるを得ません。

▼また、ある直近IPO銘柄の株価が急上昇すると、同じ時期に上場した他の銘柄まで暴騰を始めるという、やや不思議な現象も頻繁に見うけられます。

▼ですからIPOに当選したならば、即初値で売却するのが最もクールで、「割安!」と自信があるなら値動きに惑わされるずしばらく放置するのが良さそうです。

▼逆に落選した銘柄をにこだわって初値で買ったり、値動きを追っかけて買うチャンスを狙うのは、デイトレード可能な方以外には勧められません。

▼先日大証ヘラクレスに新規上場したマルマンが、久しぶりに公募価格割れで初値をつけました。ま、それを見て今回この用語を取り上げたわけですが、IPOの高い勝率はいつまで続くでしょうね。次回はIPO銘柄を投資対象にする場合、注意しなければならないポイントを紹介します。

▼ちなみに、当所でも一部IPOを取り扱いすることがあります。ただ、当選はあまり期待しないで下さい。資産のある方はたくさんの証券会社に口座を開設して、粘り強く応募するしかないですね。

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株価移動平均乖離率
▼テクニカル指標シリーズの最後にします。既知の内容で退屈した読者の方もいらっしゃったかも知れません。ただ、飽きもせず毎日相場に向かっている人種が、数あるテクニカル指標のなかで、どれに注目しているか頭の隅に置いていただけたならプラスになるのでは、と考えています。

▼今回取り上げる「株価移動平均乖離率」は、逆張りスイング(保有期間数日から1ヶ月程度)投資で利益を出した人に、定評のある指標です。仕組みは単純で、ある日の移動平均線(たとえば25日線)の位置する株価を、その日の株価で割り算した数字です。ある銘柄のある日の株価が330円で、25日線が300円に位置しているならば、「株価移動平均乖離率」は330/300=110%です。

▼使い方は、「株価下落中の銘柄の25日線乖離率が85%に達したら買う」といった、モロ逆張りです。単純明快。

▼さて、定評がある、と簡単に書きましたが、短期順張り派の筆者はきちんと検証したことがありません。仲間内にごく少数いる逆張りスイング投資派が成功している、というか細い根拠です。”85%”で買い出動というのも、目安に過ぎません。実際には銘柄ごとの期待されるボラティリティーや、投資期間によって変わってくるのは当然です。

▼しかも「移動平均線から○%乖離したから上昇に転じる・・・」というロジックが、前回紹介しましたボリンジャーバンド(統計学に依拠!)よりなんとなく頼りなさげです。所詮過去の傾向値にに過ぎないと・・・。

▼筆者も同感なのですが、大きく利益をあげた逆張りスイング投資派の数人(レベルをいえば、年間で資金10倍超)が、これを勧めているという事実があります。ただその詳細な利用テクニックは教えてくれません(笑)。

▼なんだかいい加減な紹介になってしまいましたが、おそらく逆張り手法で最も研究しがいのある指標だと考えています。その他たくさんあるオシレーター系指標が見せる、大相場での致命的な弱さ(行きすぎシグナルが長期間点灯し続ける)をかなりカバーできると見ています。

▼運用資金の少ないビンボーな筆者は、一定期間資金の拘束されるスイングトレードを好まないので、現状では使うつもりはありません。資産が増えてこの指標を再度取り上げる機会が来ることを希望しています。


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サイコロジカル(ライン)
▼サイコロを振って、”1”が続けて2回出た場合、3回目に振ったときに”1”の目が出る確率はいかほどなのか。当たり前ですが1/6でしかありません。コインを投げて裏が続けて5回出たとして、次に裏が出る確率はこれまた1/2です。ただ人間の心理が影響する投資の世界ではそうでないと考えるのです。

▼投資家心理は株価の上昇が続けばますます強気になり、逆に株価の下落が続けば弱気に傾きがちです。ただみんなが強気一色になった時や弱気一色になった時に反転することが多いのが実際です。サイコロジカルこんな投資家心理の偏りを数値化したものです。

▼念のために説明すると、一定期間で株価が上昇した日を数えて、それを期間日数で割り算するという単純なものです。日足では普通12日を使っていますが、そのうち上昇した日が2日ならば、2/12=0.166・・ということになります。一般に0.75(0.25)を超えると反転ポイントだとされています。

▼類似のRSIとともに逆張り指標の代表です。これだけではさすがに大雑把過ぎるのですが、他の指標と組み合わせてスクリーニングするのは有効だといわれています。

▼ちなみに”サイコロを振る”のサイコロとは、全く関係がありません。サイコロジカルは英語の「心理的な」からきています。まぁ今回はこれを言いたかったようなものですね。あしからずご了承ください。


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ボリンジャーバンド(シグマバンド)
▼ボリンジャーさんが発明した、統計学を応用したチャート。ぱっと見て解りやすいので人気があります。

▼考え方も解りやすいものです。中心となる値(マーケットスピードの場合は25日移動平均線)に対して、プラスマイナス1σ(シグマ:標準偏差)と2σの線を引きます。簡単にいうと統計的には95%の確率で、株価はこの+2σと-2σの範囲に入るということです。

▼一番原始的な使い方は、+2σのラインをオーバーするほど株価が上昇した時に売り、-2σのラインを突き抜けるほど株価が下落したらば買いを仕掛けるというものです。俗にいう逆張りの指標に使う方法ですね。ただボリンジャーさんはこのような使い方を勧めていません。

▼ボリンジャーバンドは順張りでこそ強さを発揮します。広がっていたバンドの幅が次第に狭まってきて(持ち合い状態などといいます)、それがはじけて大きく広がる瞬間を狙うのです。そのときには+(もしくは-)2σのラインに沿う、もしくは外れるぐらいの勢いで株価が伸びていくことが多いのです。こんなときに逆張りを狙うのはアホです。

▼で、このチャートのよい所はぱっと見て(2秒ぐらい)、即それがイケてる銘柄かどうかわかることです。週末などにまとめてチャートをチェックするとき数を稼ぎやすい。愛好者が多いのはこのためです。

▼繰り返しますが、一部食品株などのボックス銘柄(一定のレンジを往復しつづけるような銘柄)以外で、ボリンジャーバンドを逆張りに使うのは良くありません。その戦法で成功して稼いだ額以上を、1回の負けで吐き出すハメになります。

▼ややテーマから外れますがあえて言いますと、株式投資で大きく利益を出すには95%のなかに収まらない、5%の少ないチャンスを生かす必要があります。そういった意味ではボリンジャーバンドを逆張りで使うのは、そのチャンスを捨てているのと同じです。お勧めできません。

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プロフィール

ヤス

Author:ヤス
もうすぐ定年で老後はのんびりしようかと思っていたら、甘いと脅されてます。仕事を手伝いながら勉強しています。つましく暮らせば大丈夫と思うのですが、なにしろ長生きの家系なもので少しだけ心配です。趣味はゴルフ。



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