定年を前に老後を心配して資産運用を考える日々
長生きしたら資金が足りなそうなので、投資の勉強をして退職金の資産運用で食いつなごうと考えるオヤジの日々をつづります。FP(ファイナンシャルプランナー)を名乗る息子が一応指導員です。
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コバンザメ投資法
▼J-Coffeeさんが考案(?)し、その抜群の勝率で1年ほど前に有名になった投資法です。最近はメジャーになりすぎてなかなか大きな利益は出ないと言われていますが、株式投資を行う上での基礎的教養といえる内容ですので紹介します。

▼狙いはTOPIX・日経225指数の銘柄入れ替えや上場市場の変更に伴う、パッシブ(指数連動)ファンドの買い需要です。連動性を維持するため入れ替えタイミング(まで)には、必ず対象銘柄を大量に買い付けることになります。それを先回りしてあらかじめ仕込んでおき、買い需要がはじける瞬間に売り抜けて確実な利益をあげる作戦です。

▼J-CoffeeさんのHPより抜粋して引用します。

▼直接市場から昇格銘柄を買うのは、実際には投信ではなく、彼らの委託を受けた証券会社です。指数算定ルールによれば、一部昇格会社の場合、昇格日前日の終値で、投信は大量の株を手に入れる必要があります。大引けに、それほど多くの取り引きが成立するはずはありません。従って、市場から終値で、ファンドの需要を満たす株を手に入れるのは、不可能です。

▼そこで、考え出されたのは、引値保証取引という方法です。 投信会社は、昇格日前日、午後2時30分頃に証券会社に銘柄と株数を正式に発注します。そして、市場終了後、確定した終値に基づいて、証券会社との間で株を市場外で売買するのです。

▼ファンドは、終値で確実に手に入れることができます。一方証券会社は終値で仕入れたのでは、たいして利益がでません。もちろん証券会社は、どの程度の注文が投信からくるのか、ある程度は事前に分かっています。彼らは、前もって安く仕込みます。

▼そして、昇格日前日の午後2時45分。買い注文を次々と出し、売り板を薄くします。・・・・圧巻は、午後2時59分・・・・ネットでの新規注文が出せない時刻。 一気に買い注文を出し、終値を吊り上げます。

▼証券会社は、手数料以外に次の利益を得ます。((吊り上げた終値)-(平均仕入れ値))×注文株数。証券会社は儲けますし、投信もトラッキングエラーを出さずにすみます。

▼ここまで

▼ファンドの買いを利用して一儲けする証券会社を”ジンベイザメ”、それを利用しておこぼれにあずかる個人投資家を”コバンザメ”と呼んだことから、ファンドの先回りによる投資法が一般的にもコバンザメ投資法と呼ばれるのです。

▼引値保証取引(引け値ギャランティー、通称:引けギャラ)類似の妙な値動きは、大口需要のあるところで頻繁に観察できます。株式投資での勝率向上には、需給バランスを読み取ることが重要です。機会あるごとに日中足(にっちゅうあし)をチェックしてみてはいかがでしょうか。

▼ちなみに昇格対象銘柄はコバンザメ投資法が有名になったせいで(?)、ネットのあちこちで銘柄予想がなされています。
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テーマ:投資・資産運用の基礎知識 - ジャンル:株式・投資・マネー

信用取引規制
▼日証金のHPよりの抜粋です。「証券金融会社は、申込みのあった株券または資金の貸し付けを行いますが、貸し付けのできる株券の数量にはどうしても限りがあります。このため、特定の銘柄について貸株の利用が異常に増加し、またはそのおそれがある場合、買い集めや公開買付け等の要因により、特定の銘柄につき株券の調達が困難となるおそれがある場合、その他貸借取引の公正、円滑な運営が著しく阻害されるおそれがある場合」に規制を行うのです。

▼前回述べました逆日歩(ぎゃくひぶ)は、上記のような事態が現実のものとなった場合に発生するわけです。大きく2つのステップがあります。

▼最初は「貸株注意喚起」です。これは貸株のための株券調達が困難になった場合に通知されます。証券金融会社からの「危ないですよ」です。ごく僅かな例外を除いて、「貸株注意喚起」が通知されずに逆日歩に”懲罰”倍率(前回ふれました)が適用されることはありません。通常逆日歩は発生します。

▼注意喚起でも過度な貸株発生が沈静化しない場合に行われるのが「制度信用取引の新規売り停止」(通称:売り禁)です。カラ売りが出来なくなります。またほぼ必ず、同時に「制度信用取引買い方の現引き停止」が通知されます。当たり前といえば当たり前。売り方に貸す株券の調達が困難な事態ですから、買い方の現引(品受け、とも)に対応するのも同様に停止です。

▼この通称売り禁の通知があるかどうかは、短期的な需給に大きな影響があると考えられます。この通知がきっかけで対象銘柄の値動きが鈍り、急騰した株価が下落することが多いです。「カラ売りができなくなるから株価は上昇しやすい」と考えがちですが、売り手がいないと買えませんので需給バランスが崩れて商いが細ります。また、売り禁になるような”仕手クサイ”銘柄の場合カラ売り、つまりむちゃな買いの予約による株価急騰が狙われているので、それが増えなくなると期待がしぼんでしまうのです。

▼だから逆にこの売り禁が解除されると、とたんに株価が動き出すことが良くあります。これら規制情報は信用取組倍率の速報と前後して、当日の夕方に通知されます。マーケットスピードでは「市況情報」の信用取引規制などで確認できます。また、翌朝の日本経済新聞にも掲載されます。

▼このほかに証券取引所が出す信用規制通知があります。一つは「日々公表」です。前々回にふれたように証券取引所の信用取組情報は、通常1回/週だけなのですが、だいたい証金会社が「貸株注意喚起」銘柄に指定すると、同時に日々公表銘柄に指定され、毎日信用取組が発表されます。

▼もう一つに「委託保証金率の引き上げ措置」(通称:増担保)があります。通常信用取引の委託保証金率は30%(最低、証券会社によって~40%)なので、証拠金額/30%=3.33倍の額まで取引できますよね。ただ、取引銘柄にこの増担保規制が入ると、これよりも小さい額しか取引できなくなります。これを嫌って取引が手控えられるので、結果相場が沈静化することが期待されます。

▼詳しい説明は割愛しますが、買った時点では増担保でなくても保有している間に適用されると、その翌日からの信用余力が減少しますので十分気をつけてください。場合によっては追加入金を求められます。

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逆日歩(ぎゃくひぶ)
▼日歩は貸し手が借り手からもらう、1日あたり金利(利息)のことです。その”逆”ですから、貸し手から借り手がもらう金利ということになります。ん・・・?

▼信用売(カラ売)は投資者が証券金融会社(証金)から株を借りて、それを市場で売る事でしたね。言い替えれば、証金が持っているだけでは何の益も生まない株券を、投資者を相手に質に入れてお金を借りているということです。だから、カラ売するとある利回りで金利が証金から投資者に払われます。これが日歩です。

▼ある銘柄が急騰・急落した時に、利ざや取りを狙った信用売が一時に、しかも大量に入ることがあります。その時証金手持ちの株数より多い株式を貸さなければならなくなりますね。すると証金はそれを調達するために、当該株式を持ちっぱなしにしている株主(機関投資家や親会社)らに、手数料を払って借りてきて、投資者に又貸しします。この手数料が逆日歩の発生につながるのです。

▼投資者が証金にカネを貸してあげているのに、お金を取られるので”逆”というわけです。

▼この(逆)日歩の重要な点は、証金を挟んで信用売り方と信用買い方が向き合っていることです。つまり日歩ならば信用買い方(お金の借り手)から証金経由(もちろん一定の鞘を抜いてます)信用売り方(お金の貸し手)に払われます。逆日歩なら信用売り方から証金経由信用買い方に払われます。

▼通常、逆日歩は5銭/日から1円50銭/日(株価500円未満)の間で、証金の調達コスト(難易度)で決められます。この内容は取引日の翌日、証金の確報が出るタイミング(だいたい午前10時半頃)に発表されます。

▼1株あたりの値段の高い株(値がさか株)場合には、逆日歩はノイズに過ぎませんが、低位株では少し取引収益に影響があります。また、ある条件では、これが需給を動かす要因になることがあります。

▼ポイントの一つは曜日です。ご存じの通り株式の売買決済は、通常約定日の3営業日後になされます。逆日歩計算のベースも同様です。すると、火曜日にカラ売りして持ち越すと決済日が土日がぶつかり、その2日分の逆日歩がのっかってしまい、合計3日分払わなければならなくなります。

▼だから信用取組倍率が低く、火曜日の午前中に逆日歩の発生が知らされた銘柄は、その日の大引け間際に逆日歩獲得を期待する買い方と、その回避と株価下落を天秤にかける売り方との攻防が激しくなります。月曜が休日だったり、年末年始と重なったりするとお祭り騒ぎになるのです。

▼もう一つは俗称”懲罰”逆日歩などという、2倍、4倍、10倍が適用されてしまうケースです。投機的なカラ売があまりに多い時や、決算期末(株主の権利確定時期)などで大株主が株を貸しにくい時によく起こります。証金が貸し出す株券の調達に困ったら、「株を貸せ、貸せ」という売り方投資家に対し「いい加減にしろ!」との気持ちを込めて、適用を発表します。

▼すると最大で1円50銭の10倍=15円/日の逆日歩になります。これは低位株だとデカイ。火曜日だと45円食らいます。売り方悶絶ですな。代わりに受け取る買い方はウハウハ。

▼信用売(カラ売)戦法は、「株価は何も材料がなければ下がる」性質から考えて勝率は高いといわれています。ただ、損失が無限大である事とともに逆日歩支払いのリスクのあることは要注意ですね。優待獲得狙いの「現物買/信用売」の両建てに潜む罠とはこのことです。

▼ちなみに信用売でも「一般信用取引」には逆日歩はありえません。単なる証券会社との約束事だからです(あり得る約束に変更すれば別ですが)。

▼少し長くなりました。次回も初心者信用取引シリーズとして「信用取引規制」にします。

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信用取組(倍率)
▼少し前回の信用取引のおさらいをします。

信用取引 ーーー 一般信用(証券会社) ーーー 信用買(カラ買)
      |              |
      |              |ー 信用売(カラ売) 
      |
      |ー 制度信用(証金会社) ーーー 信用買
                     |
                     |ー 信用売
                          でしたね。

▼信用取引の残高は、その銘柄の需給を見る上で参考になります。例えば制度信用買いが増えている傾向であれば、個人投資家が先高感を持っていると見ることが出来ます。逆ならばそろそろ天井だと思われているといえます。

▼その傾向を確かめるため、狙っている銘柄の信用取組倍率を確認します。倍率とは、信用買/信用売の数値です。1より大きければ買いが多いことになります。一般的には1より大きい、つまり買っている人が多い状態(買い長、などといいます)になっています。

▼チェックできるのに主に2つの指標があります。1回/週で証券取引所が発表するものと、証券金融会社が日々発表するものです。

▼証券取引所が発表するのは、上記の制度信用+一般信用の数字と思ってください。だから確度は高いのですが更新頻度が低いので、デイトレード指向の短期取引では使い勝手がよくありません。

▼一方証券金融会社の情報は、速報で当日の19時頃(確報は翌日の午前頃)にはわかります。すこし見づらいのですが、貸株=信用売、融資=信用買です。前回もふれましたが、信用売りは証金会社が我々に持ち株を貸す、ので”貸株”、信用買はお金を貸すので”融資”です。間違えないでください。

▼この信用取組を語るうえでややこしいのは、この特殊な用語です。

▼「信用取組妙味がある」というのは、普通取組倍率が小さいこと、あるいは小さくなっている状況を指します。「取組が悪化している」といえば、信用買が信用売に対して増えていることになります。

▼例えば空売りが空買いよりも多い状態は、信用取組が良いといえます。これは空売りが6ヶ月後の決済を前提にした買い需要の存在を意味しているからです。事実上空売りは買い注文の予約になりますので、近いうちに買い戻されます。

▼よって、空売りが多いということは時期、あるいは株価の動きによっては、しゃにむに買ってくる人(売り方)がいることになります。逆に空買いが多ければ売り予約が入っていることですから、いつか売ってくるという訳です。

▼信用取組で重要なのは、そのトレンドだといえるかもしれません。絶対値は特に浮動株数(前回取りあげました)の多い大型株の場合、あまり気にする必要はないでしょう。また、電気・ガス銘柄のように長期保有の投資家の多い株では、持ち株のヘッジのために信用売りが多い傾向があります。これまた短期的な需給への影響は軽微です。

▼まぁ、いずれにしても短期売買でなければチェックする優先順位は、値動きよりも出来高よりも低いでしょう。メジャーな銘柄を扱う場合には、あまり神経質になる必要はありません。短期急騰・急落銘柄や仕手株の時だけで十分でしょう。次回は逆日歩にします。


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信用取引
▼預けている株券や現金を担保に、証券会社から事実上借金をして株式の取引を行う事です。お金を借りて株を買う事を信用買あるいは「カラ買」、株券を借りてその株を売ることを信用売あるいは「カラ売」、と一般的にいいます。

▼これに対して手持ちの資金でもって「本当に」株を売買することを、現物取引といいます。信用買と異なり株主総会に出席したり、株主優待を受けることが出来ます(配当金相当のものは信用買でも受け取れます)。

▼現在この借金の利息は年利約2%(時期や証券会社による)。資産が現金の場合には金額/約30%、つまり手持ち資金の約3倍まで借金できます。だから現物取引よりも3倍のスピードで利益(損失)が増えます。

▼このように借金で資金をかさ上げして投資することを「レバレッジ(レバ、などと略します)」を効かす、などといい経営などの現場でも使われる言葉です。てこの原理をつかう、の意味です。

▼信用取引には2つ種類があります。「制度信用」と「一般信用」です。一部の証券会社では「一般信用」を無期限信用と呼んでいます。

▼「制度信用」とは簡単にいうと証券金融会社(日本証券金融、通称日証金:にっしょうきん、や大証金)を使った信用取引です。もちろん直接ではなく、取引している証券会社経由で利用します。”制度”というように、決まりがあります。主に「6ヶ月以内に決済すること」です。

▼一方「一般信用」は証券金融会社を利用せず、取引証券会社が自らの責任で資金や株券を調達するのです。ですから「6ヶ月」の制限はありません。ただ一般に利用できる銘柄が少なく、利用手数料(利息)が高くなっています。どうせ6ヶ月以内に決済するなら制度信用のほうが安くつきます。

▼「制度信用」利用可能な銘柄は、証券金融会社が決めています。マーケットスピードならば「投資情報」-「銘柄情報」などで確認できます。”信用”と表示されているのは信用取引の買い(カラ買)のみ、”貸借”ならば信用売(カラ売)も可能です。なにもなければ制度信用取引不可です。

▼信用売とは、証券金融会社が保有している株を我々が借り受け(証券金融会社が貸し付け)、それを市場で売ることを指します。たまに日証金が大株主として登場するのはこのためです。だから、証券金融会社があまりもっていない銘柄は”貸借”になっていません。持っていなければ貸す(我々からすれば借りる)ことが出来ません。

▼”信用”指定は、流動性の低い銘柄などではなされません。お金を貸して株券を購入してもらうのでも、その銘柄の換金性が低いと心配だからでしょうか。また上場直後の銘柄は大型株だとしても「制度信用」指定には少し時間がかかります。

▼そこをついて「一般信用」を勧める証券会社は、上場直後で制度信用指定されていない銘柄を信用買いできるサービスを提供しているのです。これは正直重宝です。値がさ(最小取引額の高い)新規上場銘柄を買いたい場合、手持ち現金が少なくても信用取引でならば手が届く可能性がありますからね。

▼次回はこの続きで信用取組にします

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プロフィール

ヤス

Author:ヤス
もうすぐ定年で老後はのんびりしようかと思っていたら、甘いと脅されてます。仕事を手伝いながら勉強しています。つましく暮らせば大丈夫と思うのですが、なにしろ長生きの家系なもので少しだけ心配です。趣味はゴルフ。



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